基礎工事前作業 捨てコンクリート打ち
先日基礎工事前作業で掘削工事 → 砕石をいれる → 地面を固める まで進んだ現場です。
地盤が弱かったところも取り除きラップルコンクリートを打設したので地盤も完璧です!!
さぁ!基礎をつくっていくぞ。といきたいところですが、その前に今日は捨てコンクリートの打設を行っていきます。
捨てコンクリートとは建物の床になる部分ではありません。
建物を建てるための基準線をだしたり地面がならされることで足場を作りやすく職人さんたちの作業をしやすくしてくれます。
建物の強度には関係しないので鉄筋は配筋しません。
建物の床にもならず、強度にも直接関係しないのであれば『捨て』コンクリート というくらいだし
いらないんじゃない?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
捨てコンクリートといわれますが、建物の高さの基準にもなり墨出しの下地でもあります。
基礎の型枠や配筋がのるための下地となり、基礎の鉄筋のサビや劣化を防いでくれる大切な役割を担っています。
★墨出しとは・・・
柱の中心線 壁の仕上げ面の位置など水平位置や中心位置を書き出す作業のことをいいます。
家の施工では図面と実際の位置関係を把握することが重要で、柱の中心がずれれば家は傾いてしまい図面上だけの強い家になってしまいます。
墨出しも家づくりにおいて大切な作業です。