気密測定とは?完成後の気密測定リアルな結果を公開
気密測定とは?完成後の気密測定リアルな結果を公開
アートフルホームで施工したお家の気密測定を実施しました。
今回の測定結果は、C値0.61。
高気密住宅として安定した性能を示す数値となりました。
今回の気密測定は自社ではなく第三者である外部の専門業者に依頼しています。
客観的な立場で正確に測定してもらうことで、より信頼性の高い結果をお伝えすることができます。
今回は「完成後」に気密測定を行いました
今回は「完成後」に気密測定を行いました
一般的には手直しが可能な施工中に気密測定を行うケースが多いですが、今回はあえて建物がすべて完成した後に測定を実施しました。
また、大工さんや職人さんには事前にこちらのお家で気密測定があることは伝えず、いつも通りの施工を行ってもらっています。
特別な対策をすることなく、日常の施工品質そのものを確認することができました。
高気密住宅とされるC値の目安について
高気密住宅とされるC値の目安について
C値は、住宅全体のすき間量を示す数値で小さいほど気密性が高いことを意味します。
・C値1.0以下:高気密住宅
・C値0.5前後:高性能住宅といわれる水準
・C値0.2前後:ドイツの住宅基準に近い非常に高い気密性能
今回のC値0.61は日本の住宅事情や暮らし方を考えると、性能とバランスの取れた現実的な数値と言えます。
高気密になればなるほどよい、というわけではありません。
気密性能は高ければ高いほど良いと思われがちですが、高気密=万能というわけではないんです。
重要なのは、気密・断熱・換気のバランスです。
気密性能が高い住宅ほど計画換気が正しく機能していないと、空気がよどみやすくなることもあります。換気不足で湿度がこもりやすくなると、カビやダニが増殖したり壁の内部などで結露(内部結露)が発生し、建物の劣化を早めるリスクも。
そのため、ちょうどよい気密性能が大切だと私たちは考えています。
完成後の測定数値は引渡し後もほぼ同じ
完成後の測定数値は引渡し後もほぼ同じ
完成後に行った気密測定の数値は、お引渡し後も大きく変わることはほとんどありません。
今回のC値0.61は実際の暮らしに直結する気密性能として、安心していただける結果です。
目に見えない部分だからこそ、数値で確認し、正直にお伝えすること。
これからも安心して長く暮らせるおうちづくりを続けていきます。



