断熱等級とは?
『断熱等級』という言葉を知っていますか???
住宅の性能表示で見たことがあるけれどこれって結局何だろう。。。と思っている方も多いのでは。
実はこの言葉私たちの暮らしを大きく左右する重要な要素なんです!
断熱等級とは簡単にいえば住宅の断熱性能の高さを表す指標のことです。
等級が上がるほど住宅の断熱性能が高く、外気の温度変化の影響を受けにくくなります。
つまり冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境が実現できるということです♪
お家の特徴やおすすめポイントで『高断熱のお家』と書かれていることも多いですが、なんと【断熱等級〇以上が高断熱のお家】という明確なきまりがないんです!
2025年度にはすべての住宅に義務化される断熱等級4もHEAT20G2レベルの断熱等級6も同じ高断熱のお家になります。
(アートフルホームのお家は断熱等級6が標準仕様です)
しかし断熱等級4と6では年間の光熱費に約6万7000円の差が生じる可能性があるというデータもあります。
断熱等級が高いお家 メリット
・光熱費の削減 ・室温が安定 ・ヒートショックのリスク軽減
・結露の発生を抑える(カビ、ダニの繁殖を防ぐ) ・室内外の温度差による建物の劣化を抑制
断熱等級による違い
断熱等級 | 断熱等級1 | 断熱等級2 | 断熱等級3 | 断熱等級4 | 断熱等級5 | 断熱等級6 | 断熱等級7 |
内容 | 昭和55年基準に満たないもの | 昭和55年 旧省エネ基準 | 平成4年 新省エネ基準 | 平成11年次世代省エネ基準 | ZEH水準 | HEAT20 G2 レベル | HEAT20 G3 レベル |
2025年以降に新築する住宅は断熱等級4以上2030年には断熱等級5以上の義務化が決まっています。
これからお家を建てるなら最低でも等級5 できれば等級6を目指しましょう♪
断熱等級が高いお家の注意点
断熱等級が高くなればなるほどお家の気密性は高くなります。高断熱住宅なら一年中快適に過ごせるはず!と思われている方も多いのではないでしょうか。
高断熱住宅であっても換気不足や施工不良による気密性の低下により『壁内結露』が発生し快適に暮らせないこともありますので注意が必要です。
【壁内結露が起きると】
湿気がこもりカビやダニが発生しやすくなります。
木材を腐らせたり建物の構造を弱めたりするなど建物の寿命を短くする原因になります。
【壁内結露しないお家にするために】
屋内に熱や湿気を閉じ込めないよう通風計画もきちんと検討しておきましょう
住宅において熱の出入りがもっとも多い場所は『窓』です。断熱材の厚さや品質だけでなく窓の大きさやガラスの種類も考慮しましょう
快適で健康的な暮らしを実現するには断熱性だけではなく換気や気密性などトータルで考えることが大切です。
アートフルホームでは安心して健康に暮らせるよう基礎、窓、断熱、構造などお家まるごと全部にこだわっています。
詳細はいつでもお気軽にお問合せください♪